見返し0回の学習記録とメモが、AIとObsidianで毎日見る習慣に

見返し0回の学習記録とメモが、AIとObsidianで毎日見る習慣に

※本記事には【PR】広告を含みます。

こたつ
こたつ
こんにちは、こたつです。こたつが作業場です。

学習の記録と日常のメモ用のデータベース、ちゃんと作ったんです。入れたのは15件、見返した回数は0回でした。

「あとで調べて書こう」と控えた言葉が、そのまま置き去りになっていく。今日は、そんな学習メモと日々の記録をNotionからObsidianに移行して、AIと一緒に「入れ方」から作り直した話です。

非エンジニアが、つまづきながらゆるくカイゼンしている途中の記録です。うまくいった自慢ではないので、気楽に読んでもらえたらうれしいです。

目次[閉じる]

入れ場所は作ったのに、メモが入らない

私が記録しておきたかったのは、以下のようなものです。

  • 勉強したこと
  • 日々なんとなく気になった言葉や出来事
  • やってみてうまくいったこと
  • うまくいかず、つまづいたこと

これを記録して、つなげて構造化して、あとで振り返ったり、今後の役に立てたい。目標はシンプルで、「すぐメモできて、見返す習慣になればOK」。そう思ってNotionに学習用とメモ用のデータベースを作りました。

ところが、使い始めて半年ほどで、実際に入れたのは15件。見返した回数は0回でした…

よくあったのがこのパターンです。たとえば「MCP」という言葉が気になる(AIとほかのツールをつなぐ仕組みの名前、くらいの理解でした)。とりあえず言葉だけ控えて、「週末に調べてちゃんと書こう…」で、週末は来るのに、調べない。言葉だけがどんどん溜まっていく。

「あれ、これ何のために作ったんだっけ…」と、空っぽに近いデータベースを眺めていました。

「なんで?」を掘ったら、道具のせいじゃなかった

最初はNotionで作った、「学習用と日々のメモを入れるデータベースの作り方が悪いのかな」「もう少し工夫が必要かな」と思っていました。でも道具や作りのせいにする前に、なんで私はデータベースに記録しないのかを深掘りしてみました。

なんで入れないの?
→ 入れるのがめんどくさいから。

なんでめんどくさいの?
→ 毎回、自分で調べて、解説をまとめて、入力しなきゃいけないから。

なんで全部、自分の手作業だったの?
→ 「とりあえず記録用の箱、データベースを作っておこう」で止まっていて、入れる作業そのものをラクにする仕組みは、まったく考えていなかったから。

ここで「あ…」となりました。私がやっていたのは、入れる箱は作ったけど、運用までは考えていなかった、ということだったんですよね。メモするはずが、気づけば「調べて、まとめて、清書する」という宿題に変わっていた。そりゃ入らないわけです。

じゃあ、本当にそれが原因なのか。ここは自分にちょっと意地悪な問いを投げてみました。「運用の問題なら、Notionのままでもよかったんじゃない?」

たぶん、それも正解なんだと思います。それでもObsidianに移したのは、「グラフビュー」という機能がめちゃくちゃおもしろいと感じたからです。メモ同士のつながりが、点と線の図で見える機能です。「関連づけて役に立てたい」という目的が、目に見える形で返ってくる。これなら達成感があって、入れたくなりそうだなと。

Notionが悪いわけじゃなくて、少なくとも私には「学習の記録」や「日々のメモ」は、Obsidianの方が合っていそうだった。原因が当たっているかどうかは、このあと数字で確かめることにしました。

ラクになる方法を、Claudeと一緒に考えた

いきなり道具をいじる前に、まず「何をなくせるか」から考えました。

重かったのは「調べる」「解説をまとめる」「入力する」の3つ。だったら、自分でやるのはキーワードを控えるだけにして、残りは手から外してしまおう。「気合いで毎週ちゃんと調べる」案も一瞬よぎりましたが、それで15件だったので却下です。

そのうえで、以下のように整えていきました。

  • 控える場所は、デイリーノート(日付ごとに1枚できる日記のようなメモ)に一本化
  • 「どこに入れる?」「どう書く?」で迷わないよう、フォルダ構成とメモのテンプレートを用意
  • 調べてまとめる部分は、最後にAIに任せる

とはいえ、Obsidianは触ったこともない状態。なので最初の一歩は、Claudeに「Obsidianって何?」と聞くところからでした。そこからフォルダ構成やテンプレートの叩き台を出してもらい、「これをどう回すか」という運用まで一緒に考えてもらいました。難しいところは、AIと一緒に。

できあがった流れはこうです。

  1. 気になった言葉を、デイリーノートにさっと控える
  2. あとでキーワードをClaudeに渡す
  3. テンプレートに沿った解説メモを、マークダウン(記号で見出しなどを書ける、シンプルな文字だけのファイル)で作ってもらう
  4. そのファイルをObsidianにドラッグする

Obsidianの「つなげて育てる」考え方を体系的にしっかり学びたい人は、▶︎【PR】Obsidianをゼロから学ぶといった講座もあります。

やってみた:最初の1件は「MCP」

記念すべき1件目は、ずっと置き去りだった「MCP」にしました。

Claudeに渡して、できたファイルをObsidianにドラッグ。かかった時間は1分くらい。「え、これだけ?」と拍子抜けしました。何週間も放置していたのは何だったんだろう。

ただ、7割の完成度で動かしてみたら、すぐ物足りなさが出てきました。メモの中身はちゃんとしているのに、関連する言葉に飛べない。つなげたくてObsidianにしたのに、つながっている感じがしないんですよね。

そこでまたClaudeに相談して、毎回お願いしている指示文(メモの作り方をまとめた文章)を「関連リンクもつけて」と直してもらい、登録し直しました。やりながら直す、です。

どう変わった? 15件・0回が、1週間で50件・毎日に

数字で比べると、こうなりました。

  • before:Notionのメモ15件、見返し0回
  • after:1週間でメモ約50件、毎日見返すようになった

気になった言葉や出来事をさっと控えて、さっとAIで解説メモにする。グラフビューを開くと、点が増えて、線がつながっていく。これが地味にうれしくて、気づけば毎日開いていました。

見る時間はバラバラです。ちょっと眺めるだけの日もあれば、リンクをたどって長く読んでしまう日もある。それでも「見返す習慣になればOK」という成功判断の目安には、ちゃんと届きました。

そしてこれが「本当にそれ?」の答えにもなりました。データベースに入れる道を軽くしたら、件数も見返す回数も一気に変わった。原因はやっぱり、箱じゃなくて運用だったんだと納得。

つまずいたこと・続けるための工夫

うまく回り始めると、次の心配が出てきました。毎日AIでメモを作るのは、そのうち負担になりそう。なので今は、控えるのは毎日、解説メモにするのは週末にまとめて、というルールにしています。

ただ、量が増えると週末が大変になるのも見えています。Claude Code(AIにパソコン上の作業を任せられる道具、くらいの理解です)を使えば自動化できるのかな、と思っているんですが、正直まだ何ができるのか、どう作るのかも全然わかっていません。ここはこれから勉強です。

そして、自動化については1つ気になっていることがあります。勉強のメモまで全部自動で入るようにすると、たぶん私、読まなくなるんですよね。解説メモを読んで、納得したものだけ自分の手でドラッグする。この「ひと手間」があるから頭に入っている気がしていて。全部をラクにするんじゃなく、あえて手を残すところを選ぶ。ここは自動化を考えるときも大事にしたいところです。

今回のこのやり方は、ほかの困りごとにも使えそうだなと感じています。たとえば家のPCやスマホのトラブル。「このエラーにはこう対処して直った」「そのあとこんな問題が出て、さらにこうした」と記録していけば、トラブル同士が線でつながって、次に同じことが起きたときに迷わずに済みそうです。

まとめ

メモ用のデータベースを作った時点で、私は「記録する仕組みができた」と思い込んでいました。でも実際にできていたのは、箱だけ。中身を入れる運用までは、できていませんでした。

メモが育たないのは、箱が悪いからじゃない。入れる道が重いから。

自分でやるのはキーワードを控えるだけ。あとはテンプレートとAIに任せる。それだけで、15件・0回が1週間で50件・毎日に変わりました。
良いツールを使っても「自分自身の最適な運用までセットで考えなきゃ」と再認識できたので、今後に活かしていきます。

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

コメント Comments

コメント一覧

コメントはありません。

コメントする

トラックバックURL

https://kotatsu-dev.com/ai-tsukuru/obsidian-ai-memo/trackback

関連記事 Relation Entry