※本記事には【PR】広告を含みます。
正直に言うと、マークダウン記法を覚える前、何ひとつ困っていませんでした。
日常メモは普通の文章で書けばいいし、それで不便を感じたこともない。ただ、Obsidianを使い始めてマークダウン記法という書き方があることを知り、「なんか良さそう」「AIとも相性がいいらしい」と気になりだしたんですよね。
関連記事 ▶︎見返し0回の学習記録とメモが、AIとObsidianで毎日見る習慣に
今回は、そのマークダウン記法を1週間練習してみた記録です。できた自慢というより、途中で「あれ?」と気づいたことなども含めた話なので、ゆるく読んでもらえたらうれしいです。
目次[閉じる]
困っていなかったはずの私と、マークダウン記法
マークダウンというのは、記号をつけるだけで「見出し」や「箇条書き」「表」などの「見た目」を指定できる文章の書き方です。AIや多くのツールで使えるものとなります。
出会ったのは、メモアプリのObsidianを使い始めたことでした。AIに作ってもらったマークダウン形式のメモを入れてみたら、見出しはきちんと大きくなり、注意書きは色つきの枠で囲まれて、びっくりするくらい見やすく表示されたんです。
「え、これ便利じゃない?」
しかもマークダウンは、AIに指示を登録するなんて時もよく使われている書き方らしい。これからAIやプログラミングを学びたい私には、覚えておいて損はなさそうです。
…と、もっともらしく書きましたが、本音を言うと「使いこなせたら、ちょっとかっこいいな」という自己満足もかなりあります。
そこで、マークダウン記法を学ぶにあたり「なんのため?」「どうなったらOK?」を自分に問いました。
目的がないまま、学び始めても、続かないのが私なので。
- なんのため
→AIやプログラミングを学んでいく上での第一歩、土台(ついでに、かっこよく使いこなしたい) - どうなったらOK
→書き方を見ずに、AIにも聞かずにマークダウンをスラスラ書ける
今の私はというと、比較的簡単な「見出し」「箇条書き」「区切り線」などは書ける。でも「表」とかちょっと難しいものは、記号の並びが覚えられず、Obsidianに登録した「マークダウン記法メモ」を見ないと書けない。書くときはいつもそのメモを開きながら書いている…はずでした。
「なんで表が書けないの?」を掘ってみた
なぜ難しい記号の並びが覚えられないのかを自分に「なんで?」を繰り返して聞いてみます。
なんで表が書けない?
→ 記号の種類と並びが覚えにくいし、書く機会が少ないから。
なんで書く機会が少ない?
→ 表でもいいけど、箇条書きで済むものが多いから。
なんで箇条書きで済ませる?
→ そもそも、表にした方がいいものが現状の私の作業にあまりないから。
…あれ?
表にする場面がほとんどないなら、表が書けなくても、現状はそんなに困らないのでは?
「表を覚えなきゃ」と思っていたけど、本当の問題はそこじゃない気がしてきました。
「毎回メモを開いてる」は本当?
そもそも、書くときはいつもObsidianに作成した「記法メモを開いている」は本当か?を確かめるため、最近のObsidianのメモを、ひとつずつ見返してみると…
あれ、これもAIが作ったやつ。これも。これも。
そうなんです。マークダウンのメモは、ほとんどAIに作ってもらって、Obsidianにドラッグして入れていただけ。この1週間で、自分の手で書いたマークダウンを数えたら、ゼロ回でした。
メモを毎回開いていたんじゃない。そもそも、書いていなかったんです。
「AIと相性がいいから」覚えようとしていたのに、AIが全部書いてくれるから、自分の手がまったく覚えていなかった。気づいた瞬間、ちょっと笑ってしまいました。
本当の原因は「表が難しい」ではなく、「AIが書いてくれるので、自分で書いていない」でした。
ラクになる方法を考えた
原因がわかったら、次は「どうしたらラクになる?」です。いきなり練習アプリや教材に飛びつく前に、まず今のやり方を少し変えられないか考えました。
- 自分のやり方を変えるなら
→普段のメモで、マークダウンを使ってみる - いちばん小さくやるなら
→見出しと箇条書きだけは、自分の手で書く - 誰かの力を借りるなら
→AIには「書いてもらう」のではなく「ヒントをもらう」
今まで、AIに全部書いてもらっていたものをやめるんじゃなくて、付き合い方を変えるだけ。答えを丸ごともらうんじゃなく、詰まったところのヒントだけもらう。難しいところはAIと一緒に、でも手を動かすのは自分です。
「表の書き方を集中特訓する」という案も一瞬浮かびましたが、やめました。使う場面が少ないものを無理に練習しても、たぶん続かないので。
やることはひとつに絞ります。毎日のメモで、マークダウンを使う練習をする。期間はひとまず1週間です。
やってみた
題材は、暮らしの中のちょっとしたメモ。ゴミ出しの曜日、週末の買い物リスト、家電の設定手順、出かける前の持ち物…など。これまで普通の文章でダラっと書いていたものを、自分の手でマークダウンにしてみました。
たとえば買い物メモなら、こんな感じです。
# 週末の買い物
- 牛乳
- 単3電池
- 洗濯洗剤
---
# 出かける前に
- 鍵を確認
- 充電器を持参する
本当にこのくらい。7割でいいので、完璧な書式は気にしない。「1日1回は、何かしら自分で書く」ことだけ決めました。
詰まったときは、書き方のメモをみたり、AIに聞いて書く。
体系的にObsidianを学びたい、マークダウンを応用的にもっと学びたい人には、▶︎【PR】Obsidianをゼロから学ぶのような講座もあります。
どう変わった?
1週間たって、数えてみました。
- before:自分で書いたマークダウン 週0回
- after:ほぼ毎日、1日1回は自分で書いた
記法メモを見に行ったのは、1週間で2回です。
最初に決めた「メモもAIも見ずにスラスラ書ける」は、見出し・箇条書き・区切り線なら、もう届いたと思います。表はまだメモが必要なので、半分合格というところですね。
数字よりうれしかったのは、気持ちの変化でした。
マークダウンで書くと、文章がダラダラ流れず、見出しごとに区切られる。書きながら頭の中が整理されて、あとで読み返しても理解しやすい。そして何より、書くのがちょっと楽しいんです。
1週間やっていちばん実感したのは、頭だけで理解しようとするより、まず手を動かした方が断然覚えが早い、ということでした。
つまずいたこと・続けるための工夫
もちろん、毎回うまくいったわけではありません。忙しいときや急いでいるときは、つい普通の文章で書いていました。正直、記号を打つのがめんどうに感じる瞬間もありました。
そこで小さなルールを決めました。急いでいるときは、見出しだけマークダウンにする。
全部きれいにしなくていい。見出しがひとつあるだけでも、あとで見返したとき、自分的にはかなり見やすいんです。これなら忙しい日でも続けられそうです。
それから、このやり方はメモ以外にも使えそうだと感じています。
- 頭の中の情報を整理するとき
- やることや持ち物などのリスト
- AIへのお願い文(プロンプト)
AIへのお願いは普通の文章でも通じますが、条件や手順が多いときは、見出しや箇条書きで分けて書くと自分自身が何が言いたいのかが整理されて、わかりやすい。少なくとも私の場合、「AIを学ぶ土台」という最初の目的に、ここでつながってきました。
次のテーマは、表も含めた基本の記法を、何も見ずにスラスラ書けるようになること。表を使う場面も、意識して探してみようと思います。
まとめ
マークダウン記法で、表の書き方が覚えられないことが問題なのではなく、全部AIが書いてくれていて、そもそも自分は1回も書いていなかった、というオチでした。
「やってるつもり」になっていただけだった…
覚えたいことは、自分の手で実際に書いてみる。AIに全部書いてもらうのではなく難しい部分は聞いて、自分で書いてみる。
AIにすべてやってもらい、効率化することはとても便利だけど、用途によってAIの使い方、付き合い方を変えてみてもいいのかなと感じました。
コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。
トラックバックURL
https://kotatsu-dev.com/kaizen/markdown-practice-1week/trackback