家のこと、何もわからない私が「たぶんこう」から始めた話

家のこと、何もわからない私が「たぶんこう」から始めた話

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こたつ
こたつ
こんにちは、こたつです。こたつが作業場です。

電気代、どこから引き落とされてるんだろう。

ふと考えて、答えられない自分にちょっとゾッとしました。自分の家のことなのに。
うちは家事も支払いも、ずっと妻が一人で回してくれています。

今日は、そんな私が「本当は最初から二人のことだったのに、他責になっている」と気づいて、最初の一歩を踏み出してみた話です。
えらそうに語れることは何もないので、つまづき込みの記録として読んでもらえたらうれしいです。

目次[閉じる]

家のことを、何も知らなかった

うちの家事や支払いは、ほぼ全部妻がやっています。私はというと、ずっと任せきりでした。

自分でも「さすがにこのままじゃダメだ」と思ってはいたんです。でも、何から手をつければいいのかわからない。わからないから怖くて、そのままにしてきました。

まず、何のために家事をやるのかということから考えました。この時点で「何言ってるんだ!」と怒られてしまいそうですが…

目的は「妻が一人で抱えている家のことを、少しでも引き受けられるようになりたい」。

どうなったらOK?は、妻に「じゃあ、これお願い」と1つ任せてもらえたらOKにしました。

私が何かをできるようになることより、妻が1つ手放せることを目安にしたかったんです。

次に、今どうなっているか。私の疑問を書き出しました。

  • 何をどこに払っているのかわからない
  • どの口座から落ちているのかわからない
  • 年に1回だけ払うものがあるらしいけど、それが何かわからない

数えてみたら、わからないことは11個。これは支払いに関してのみで、日々の洗濯や買い物などを含めるとわからないことだらけです。
それだけのことを、妻はずっと一人で、当たり前のように回してくれていたんですよね。書き出してみて、初めてその量が見えて申し訳なさでいっぱいになりました。

「なんで?」を掘ったら、妻の気持ちが見えてきた

ここで「妻はどう感じているんだろう」も考えてみました。正直、聞かないとわかりません。
ただ、以下のような仮説ならあります。

  • たぶん、あてにされていない。
  • 私に一から説明するくらいなら、自分でやったほうが早い。
  • 手伝われると邪魔、余計に手間がかかる。

なのではないかと…

一番困っているのは「家のことの全体像がつかめない」こと。ここから「なんで?」を繰り返してみました。

  • なんで全体像がつかめない? → 支払いの仕組みがわからないから
  • なんでわからない? → 妻のやり方を知らないから
  • なんで知らない? → 聞いても、ざっくりした話で終わってしまうから
  • なんでざっくりで終わる? → 私が「全部教えて」としか言っていないから

ここで手が止まりました。

私は「わからないから教えてもらおう」と思っていました。
でも妻からすれば、「全部教えて」は、説明という新しい家事がひとつ増えるだけなんですよね。

本当にそうか、過去の場面を思い出して確かめてみました。
支払いのこと、洗濯のことなど聞いてもちゃんと一から説明はしてくれませんでした。妻からしたら、一から全部説明するのは面倒だし、どうせやらなくなるんだから、説明するだけムダと言われたことを思い出しました。

本当の問題は「私がわかっていないこと」より、「妻に説明させる形でしか関われていなかったこと」。
最初に見えていた問題は、本当の問題じゃなかったんです。

妻に説明させない方法を考えた

次は、楽になる方法を軽い順に考えます。今回の「楽」は、私じゃなくて妻の手間が減ることです。

  • なくせないか → 11個、全部必要。ここは削れません。
  • まとめられないか → 「毎月の支払い」「引き落とし口座」「年に1回の支払い」の3つの箱に。点が箱になると、ぐっとわかりやすくなりました。
  • 順番を変えられないか → 「聞いてから調べる」をやめて、「自分で調べてから、確認だけお願いする」順番に。
  • 簡単にできないか → 妻がすることは「合ってるかどうか、印をつけるだけ」にする。

自分で調べられるものは、通帳や明細、届いている郵便物から拾いました。
難しいところは、AIと一緒に考えました。「家の支払いって、ふつうどんな種類がある?」と聞きながら、自分の家に当てはめて「たぶんこう」の一覧を作ったんです。

AIは答えを出すというより、「これ抜けてない?」と一緒に棚卸ししてくれる相棒でした。いろいろ出ましたが、今すぐやるのは1つだけ。
「たぶんこう」の一覧を、妻が5分で見られる形にして渡す。

やってみた

自分で調べてみると、11個のうち8個は、通帳と明細でほぼ見当がつきました。
残りの3つには「ここがわからない」と印をつけて、一覧を妻に渡しました。

「合ってるところに丸、違うところに一言だけ書いてくれたら助かる」

お願いしたのは、それだけです。時間をもらって説明してもらう、はやめました。

戻ってきた一覧には、丸がいくつかと、短いメモが少し。
もう解約したサービスに線が引いてあったり、口座が違うところに矢印があったり。

妻も日々の忙しさから、自分のやっていることなどを可視化するなんて作業をやっている余裕がないし、めんどくさいと感じていたようでした。可視化されたことで、問題点が見つかったのでよかったと感想をもらえました。

正直、ほっとしました。褒められたというより、「これなら手間にならない」「家事整理」と思ってもらえたことが、何よりでした。

どう変わった?

  • before:わからないこと11個。妻に説明してもらわないと何も進まない
  • after:自分で8個を埋め、残り3個は妻の印で解消。妻の手間は「見て印をつける」だけ

全体像と、毎月ざっくりの金額も見えるようになりました。

ただ、OKの目安だった「じゃあ、これお願い」と任せてもらうには、まだ届いていません。

ここでまた手が止まりました。何を引き受ければいいのか、自分で決めていいのかがわからないんです。
勝手に「これやるよ」と言って、妻が作ってきたやり方を崩してしまわないか。それが新しい怖さでした。

つまずいたこと・続けるための工夫

考えてみると、正解を当てにいかなくていいんですよね。

「この中なら、これを引き受けられそう。理由はこれ。どれがいい?」

自分の案と理由を持っていって、決めるのは妻。やり方を変えるかどうかも妻が決める。
そう思えたら、少しやりやすくなりました。

今回の流れは、そのまま「型」にしておくことにしました。

  1. 自分の理解を「たぶんこう」でまとめる(相手に説明させない)
  2. 詳しい人に、確認だけしてもらう
  3. 決める人には「目的、案、理由、どうするのか」で持っていく

家のことだけじゃなく、誰かから何かを引き継ぐとき、教わるときにも使えそうです。

次の一歩は、支払いに関することだけではなく、洗濯、買い物、子供のことなどに私のできることを広げていくことです。
実際に「自分ごととして、考え、動き、話し合う」普通のことかもしれないけど、それが全くできていなかった。近い存在であればあるほどそうなってしまうのかもしれない。

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まとめ

わからないとき、つい「教えて」と言いたくなります。
でもそれが、相手にとって新しい負担になることもある。少なくとも、うちではそうでした。

「わからない」は、「たぶんこう」を自分で作って見せると、自分の怖さも相手の負担も小さくなる。

完璧に理解しなくていい。7割の「たぶんこう」を先に作れば、相手は印をつけるだけで済みます。

家のことは、最初から妻ひとりのことじゃなかった。私が見ていなかっただけでした。

家のことを任せきりにしてきた私が、やっとスタートラインに立っただけの話です。
それでも、書き出して「なんで?」を掘ったからこそ、見えていなかった妻の負担に気づけました。

私が仮説で立てた、妻には多分こう思われている。と言う真相は、聞くとへこみそうなので、そっと心の奥底にしまっておきますw

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