勉強嫌いの高校生が、Obsidianで資格勉強を楽しめた話

勉強嫌いの高校生が、Obsidianで資格勉強を楽しめた話

※本記事には【PR】広告を含みます。

こたつ
こたつ
こんにちは、こたつです。こたつが作業場です。

自分が使って良かったものって、つい家族にもすすめたくなるんですよね。

今回は、勉強が苦手でめんどくさがりな高校生の子どもに、私が普段使っている4つのツールを見せてみた話です。正直、「どれもいらない」って言われると思っていました。

子どもと一緒につまづきながら、資格勉強をゆるくカイゼンした記録です。よかったら、ゆるっと読んでみてください。

目次[閉じる]

勉強は苦手。でも資格は取りたい

うちの子は高校生。勉強は、はっきり言って苦手です。本人いわく「ただ、めんどくさい」。わかります。私もそうでした。なんならもっと酷かった…

でも、資格はいろいろ取りたいらしい。やる気がまったくないわけじゃない。あとから振り返ると、ここが大事なポイントでした。

勉強のやり方は、本を見ながらノートにまとめるオーソドックスなスタイル。机に向かうのは、よくて週2回くらい。

ノートを見せてもらうと、色ペンを使って、けっこうキレイにまとまっているんです。「お、ちゃんとやってるじゃん」と思ったんですが、本人の口から出てきたのは「でも、進まない」。

あれ、なんで? ちゃんとまとめてるのに。

こういうとき、私が最初に考えるのは「なぜ進まないのか?」「なんのため?」です。めんどくさいオヤジですよねw
今回の目的は、勉強が苦手でも資格取得に挑戦している我が子が、楽にたのしく続けられるようにすること。

どうなったらOKか、も決めておきました。「本人がわかりやすい、管理しやすい、楽しいと感じて、続けられていればOK」。成績を上げるとか、資格を絶対に取れなんていうつもりはありません。継続できれば、それで十分。

「なんで進まないの?」を掘ってみた

まずは「なんで?」を繰り返してみました。

なんで進まない?
→ 成果が見えないから、なのかも。勉強って、やってもやっても「どれくらい進んでいるのか」「本当に理解できているのか」は意識して確認しないとなかなか難しいんじゃないかと感じます。

なんで成果が見えない?
→ ここで、子どもとノートを見ながら話して、気づきました。ノートをキレイに書いた時点で満足して、そのあと見返していないんです。しかも、どこに何を書いたか探すのがめんどくさいから、なおさら見返さない。ノートを綺麗にまとめることが目的になっている感じでした。

私はノートすらまとめていなかったので偉いと思いますがw

なんで探すのがめんどくさい?
→ 目印がないから。インデックス(どこに何が書いてあるかの目次みたいなもの)があれば探せる。でも、それを作るのが、またまためんどくさい。

めんどくさいの無限ループです。

問題は「やる気がない」でも「ノートの書き方が下手」でもなかった。

本当の問題は、やった感が見えないことと、見返すのに手間がかかること。だから、モチベーションが続かない。

日々の小さな成果や達成感を感じないと、モチベーションの継続はなかなか難しいですよね。

自分の「推し」ツールを、押しつけずに見せてみた

原因がわかったら、次は「どうしたら楽になる?」です。

私が普段の勉強やメモで使っていて、良かったと思うツールが3つあります。

  • Obsidian:メモ同士をリンクでつなげられる、無料のメモアプリ
  • Notion:タスクや情報をまとめて管理できるアプリ
  • Notionカレンダー:Notionと連携できるカレンダー

正直、3つとも勧めたい。でも、ここで心の声がブレーキをかけました。

「ツールを増やしたら、使い方を覚えるのがまた負担になるのでは?」

めんどくさがり屋な我が子に新しいツールを3つも一気に渡したら、それ自体がめんどくさいはず。しかも、父親が「これいいよ!」と熱く語るほど、子どもは引いていく…と感じました…

そこで、無理に勧めるのはやめて、以下のようにしました。

  1. 3つを並べて見せる
  2. それぞれ何ができるかを簡単に説明する
  3. 「使ってみたいもの、ある?」と聞く

選ぶのは本人。私は説明係に徹する。

で、返ってきた答えが「Obsidianを使ってみたい」。

え、そっち?

正直、3つの中で一番「我が子にはちょっと重いかも」と思っていたのがObsidianでした。メモをつなげるとか、ちょっとマニアックだし。スケジュールとか、やることメモとか簡単なものをNotionとNotionカレンダーにまとめてみたいって言うんだろうなと思っていました。

でも本人は「メモがつながって見えるところが面白い」とのこと。

私の予想は、見事に外れました。もし私が「これが一番いいから」とすすめていたら、たぶん選ばれなかった1つです。

一緒にObsidianを始めてみた

というわけで、我が子と一緒にObsidianの初期構築を始めました。所要時間は1時間くらいです。

まずは、資格勉強用のフォルダを作るところから。ここまでは順調。

最初につまづいたのが、「調べて、自分で入力するのが大変」問題。めんどくさがりにとって、ここが一番のハードルです。せっかく始めても、メモを書くのがめんどくさくなったら、元のノートと同じことになってしまいます。

そこで、私も普段使用している方法を提案しました。

AIに、調べたいもののキーワードを入れたら、Obsidian用のメモが自動作成されるという設定を我が子のPCに構築。キーワードを入れると、プロパティ(メモの頭につける、日付やタグなどの情報)まで入った以下の内容のメモが返ってくるようにしました。

  • 一言でいうと(簡単な概要説明)
  • たとえると(身近な例え)
  • 詳しく(詳細な解説)
  • 仕事や勉強でどう使えるか(活用例を提示)
  • 関連リンク(Obsidian内の関連するメモを自動で判別させ、関連リンクとして作成させる)

本人は、AIが作成した「マークダウン形式」のファイルをダウンロードしてObsidianにドラッグアンドドロップするだけ、読んで、わからないところを足すだけ。

「マークダウン形式」というのを私はObsidianを使い始めて知り、勉強し始めました。その様子を以下の記事にしています。気になる方は読んでみてください。▶︎困っていなかった私が、マークダウン記法を1週間書いてみた話

私が自分の勉強や仕事での出来事、感じたことなどのログを残しているやり方を、ほぼそのまま転用しました。ただ、最初はリンクを入れていなかったんです。メモが1枚ずつ、バラバラにできていくだけ。

あれ、これだと検索はしやすくなったけど、結局ノートと一緒じゃない?

私自身、つながりが見えて、構造的になっていた方が覚えやすいと感じていたので、途中から、メモの中に関連するキーワードへのリンクが入るように直しました。とりあえずやってみて、やりながら直す。いつものパターンです。

NotionやObsidianは、動画解説やブログなど詳しく書いてあるものが多くWeb上に存在しますが、もっと「体系的に学びたい」といった方は、以下のような講座もありますので、参考にしてみてください。

▶︎【PR】【Notion初心者向け】タスク管理で始めるNotion

▶︎【PR】Obsidianをゼロから学ぶ

週2回が、週4〜5回に

つかってみて、どう変わったか。

  • before:本とノートで、よくて週2回
  • after:週4〜5回。しかも1回2〜3時間

数字を聞いて、ちょっとびっくりしました。本人の感覚では「ガッツリ勉強してる」というより、「ちょこちょこ開いてる」くらいらしいんです。気づいたら時間が経っている、という感じなのかもしれません。

感想を聞いたら、ひとこと。「楽しい」。

楽しいの正体は、たぶんグラフビュー。Obsidianには、メモ同士のつながりを、点と線の網みたいに表示する機能があります。メモが増えるほど、網が広がっていく。これが「やった感」として、目に見えるんですよね。

見返すときも、リンクをたどったり、検索したりすれば一発。目印を自分で作らなくていい。

「やった感が見えない」「見返すのに手間がかかる」。深掘りして見つけた2つの原因に、ちょうどハマった形でした。

OKの目安だった「わかりやすい、管理しやすい、楽しい」少なくとも今のところ、届いていると思います。

つまずいたこと・続けるための工夫

振り返ると、つまずいたのは2つです。

1つめは、私の思い込み。「ツールは負担になるはず」「Obsidianは重いはず」。本人にとっては、むしろ逆でした。親の「よかれ」は、案外あてにならないものですね。

2つめは、最初にリンクなしで作ったこと。バラバラのメモが増えるだけで、Obsidianの良さが出ていませんでした。気づいて直せたからよかったものの、最初から完璧を目指していたら、たぶんスタートすらできていなかったと思います。

続けるための工夫は、シンプルに「同じ作りを使い回す」こと。別の資格を勉強するときも、同じフォルダの作り方、同じAIへのお願いの仕方でOK。使いながら、ちょっとずつよくしていく予定です。

それから、この「並べて、選んでもらう」やり方は、勉強以外にも使えそうだなと思っています。家族に何かをすすめたいとき、全部いい顔で語るより、並べて選んでもらう。今度は家事のやり方でも試してみるつもりです。

まとめ

勉強が進まない原因は、「やる気」ではなく、「やった感が見えないこと」と「見返す手間」でした。そしてもう1つ、親がいいと思うものと、子どもが選ぶものは違う、ということ。

いいと思うものほど、すすめるより「選んでもらう」。

最初に見えていた、漠然とした「めんどくさい」は、深掘りしてみると、意外なところに原因があるものです。

もし「うちの子も勉強が続かないな」と思ったら、今回の内容が参考になれば嬉しいです。まずは「なんで?」を一緒に書き出してみてください。答えは、案外こちらの思い込みの外にあるかもしれません。

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